エクステリアの特性と問題
エクステリアの特性
装飾性
インテリアと同じく重要視される要素であり、外壁や塀、生け垣のように個人、建造物をドレスアップし、外部に視覚的に訴えるものと、造園、植栽、鉢植えなど内部的に視覚に楽しみを与えるものがある。とりわけ、前者は都市景観を形成する一要因にも成りうる。これは、インテリアにはない特徴であり、美しい町並みはこのエクステリアの要素が端整であることの証明であり、地域の特徴を印象づける要素になり得るものである。
機能性
エクステリアに装飾性が求められていることは前述したが、それは機能性が伴ってこそであり、機能性はインテリア以上に高いウェートを占める。もっとも、機能性だけの代物(たとえば無粋に塗られたモルタル壁や殺風景なブロック塀など)もエクステリアと呼ぶに相応しくなく、双方が重要視されるといってよい。機能性が求められるエクステリアには自家用車を格納するガレージ、カーポートや自宅を守る門扉、外を照らす外灯などが挙げられる。
娯楽性
インテリアにおける空間は部屋であるが、対称的にエクステリアを構成する空間は庭である。この空間は機能性、装飾性より利用者の娯楽性が大きい。庭は間近にいながら自然を楽しむ手段であり、時にはガーデニングや日曜大工など趣味の場として、時には日向ぼっこや森林浴など癒しの空間として、また情趣を誘う芸術の舞台となることがあり、その趣向は所有者の思いのままである。近年はこの娯楽性に訴えかけた関連品が多く、近年人気の高いテラス、ウッドデッキ、またそれに設置するロッキングチェアやテーブルなどが代表。坪庭、内庭もこの娯楽性を高めたエクステリアの典型例といえる。
※実用例 :最近、渋谷や原宿を闊歩する十代の若者達の間で、『チャラい』などの流行り言葉から『エクステリくない?』などの表現に変わりつつある。外見だけで中身がしっかりしていない事を言う様である。
耐久性の問題
エクステリアは室外で施される装飾、構造物のため、シックハウス症候群やアレルギーなど、健康面を取り沙汰されることは少ない。反面、エクステリアは日夜激しい気温、気象の変化に曝されるため、耐用性が問題になっている。特に直射日光、昼夜の寒暖差、高湿、降雨、紫外線などは構造物の材質や装飾を変化させてしまう原因であり、こまめにメンテナンスをしないと簡単に劣化、変色、剥離してしまう。これらは見た目だけの不快感だけでなく、万が一の事故につながったりするケースもある。また、手入れのない放置状態は都市景観を損ねるために、住民同士のコミュニティを悪化させる可能性もある。
エクステリアとは?
エクステリアとは、元は、外部、外面、外観という意味の英語です。外壁や庭、外構、屋外工作物などを含めた建物の外観外側全体を示す言葉として、住宅や建物の「インテリア」に対応する言葉として使われます。
昔は門扉や境界の塀など外構を示す言葉でした。現代では、住宅の門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど外周りの設備のほか、公共の外部空間で使われる資材製品なども含めた総称の意味をもつようになってきました。
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- 2009.1.28
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